ハチは飛べない
先日「遠くの空に消えた」(監督:行定勲)という映画を観た。
久しぶりの映画館。大きいスクリーンと音響、そして独特の雰囲気。
やはり映画館はいいなぁ、と再認識。
映画に関しては賛否両論あるようだが、僕は観てよかったと思う。
映画のなかで気になったセリフがあったので書いておこうと思う。
それは、「航空力学上、ミツバチは飛ぶことができない」というものだ。(正確なセリフは忘れてしまった)
ちょっと調べてみたところ、ミツバチ科マルハナバチ亜科の「マルハナバチ」というハチは航空力学上、飛べないのだそうだ。
しかし、実際には飛んでいる。
花から花へ自由自在に飛び回っている。
なぜ飛べるのか?
航空科学者達のひとつの見解は、「マルハナバチは、飛べないことを知らないから飛べる」というものだ。
「飛べないことを知らないから飛べる」これを聞いてあなたはどう思うだろうか?
映画では「飛べると信じているから飛べる」と表現していた。
アメリカでは、マルハナバチは「不可能を可能にする」シンボルとされており、トップセールスマンに上り詰めた人には、マルハナバチをかたどったバッチが贈られる会社もあるそうだ。
ゼネラルモータースの玄関にはマルハナバチの代わりにクマバチを引き合いに出して、
「現代の航空力学ではクマバチは空を飛べない。だが、クマバチは飛べると信じているから飛べるのだ」
といったエピソードが書かれているそうだ。
このエピソードを知って思い出したニュースがある。
片足がなくなったことに気がつかず、血を流しながらバイクで何十kmも走った人がいた、というニュースだ。
聞くだけで痛々しい話だが、これも原則は同じと考えられる。
そのライダーは自分の片足がなくなっていること(怪我)を知らなかったのだ。
知らなかったから、痛みを忘れて(というか知らずに)走り続けたのだ。
「信じる=思い込む」と言ってもいいだろう。
無意識に、自分は普段と変わらないと思い込んでいたのだ。
マルハナバチも同じだ。
無意識に、自分は飛べると思い込んでいるのだ。?
「人前で話すのは苦手」
「あの人だからできた」
「スポーツは得意」
「私ならできる!」
・・・
「○○は~だ。」
自分を制限している「思い込み」はなんだろうか?
また、自分を勇気づけてくれる「思い込み」はなんだろうか?
いろいろと考えた。
あなたの「思い込み」は何だろうか?